そういうふうにできている
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レモンのマフィン
<材料>マフィンカップ5〜6個分
- 元種 50g
- 塩 小さじ1/2
- 砂糖 大さじ2
- 卵 1個
- 牛乳 75ml
- 小麦粉(薄力粉) 150g
- 溶かしバター 30gぐらい
- レモンの砂糖煮(みじん切り) 大さじ1ぐらい
- レモンの輪切り(飾り用)
<作り方>
- 元種をこまかくちぎり、小麦粉大さじ2・塩・砂糖・卵・牛乳とよく混ぜる。
- 残りの小麦粉を加え混ぜ、溶かしバターを入れて混ぜる。
- 常温で室内に放置(一次発酵)。細かい気泡ができてくるので、ゴムベラで混ぜてガスを抜く。
- レモンの砂糖煮を加え混ぜ、カップの6分目まで入れて二次発酵へ。
- カップの9分目くらいまで膨らんだらレモンの輪切りをのせてオーブンへ。170度20分。
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元種というのは、パンの種。
小麦粉に水を加えてこねた生地に、空気中の野生酵母が落下し、生活を始めると、気泡が立って発酵する。これを種継ぎしていくと、いい香りのパン種に育っていく。
これは4年もの。ホントにい〜い香り。芳醇なお酒のような香りで、ついくんくんしてしまう。
小麦と水だけで発酵するということ、それを調理したものが多くの国で主食になっていること、発酵したものの味や香りを好ましいと感じること、それが体にいいこと。
「そういうふうにできている」
美味しい。好ましい。美しい。
そう感じられるものは「そういうふうにできている」の中にいるように思う。
当たり前であり神秘であり。スッキリと理にかなっていて。
Amazon:「水と小麦だけのパン種でつくる酵母パン」林 弘子(アスペクト)