もどかしさが原動力
「デザインや日常について気づいたこと、考えたことを言葉にする」というテーマで言葉を綴っている。
どうしてそれを始めたか。
私はグラフィックデザインを仕事としている。
ビジュアルによって伝える、ということ。
言葉が不得手と思っていたから、意識的に言葉にすることをしていこうと、そういう意図で始めた。
けれど、この2つの行為は、やっていくうちに、とても似ていることに気づく。
というか、同じことをしている。
見えないものを、見えるカタチに表そうとすること。
言葉にならないものを、言葉を使って表そうとすること。
何か、自分の中の奥のほうに確かにあることは分かっている。
それを、どうしたらより正確に表現できるか、もどかしく感じる。
もどかしさが、私を駆り立てる。
だから、じっと静かに見る。
今まで綴った言葉